喫煙とお客さん

喫茶店を長いこと営んでいて気づいたことは

珈琲を飲みに来るお客さんの8割が煙草を吸う人だ

ジャズ喫茶を始めた70年代中頃は9割だった

それだけ珈琲と煙草と音楽がマッチするのです


昔は男性主体だったけれどここ20年は女性客が多い

たいていは仕事の合間の休憩や食事の後のコーヒータイムで

喫茶店でゆっくり寛いで雑誌を見たり煙草を吸うパターンでした


喫煙をする層も変わりました

高校生風?のラフな格好の若い子が多かった80年代

夜の仕事の前に寄る男女や商談で使う商店主が主な90年代

保険屋さんや営業のOLさんなど女性が増えた2000年以降


最近は煙草を吸う人がめっぽう減りました

特に若い方は健康志向で最初から吸わない、興味がない

身体に悪いと初めから分かっているのに吸うのはおかしいと

それは結構なことで受動喫煙はなくすべきです

辞められないで吸う比率は女性が上ですね(当店比


格好をつけたくて煙草を吸い出した我々の若い頃

なかなか辞められないでいるのも我々の世代が多い

そういう人が今日も喫煙場所を求めて徘徊しています


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かず(一)'s island

尼崎でジャズ喫茶を始め 途中で2階に移り、 ジャズもなくなり 普通の喫茶店になったけれど 40年も続いたのは幸せです