退院3ヶ月目の一週、抗がん剤治療2回目

9月4日(火)


朝から台風情報を見ていますが尼崎は晴れています

台風21号の直撃コースに入っていますが今日は通院日

それも大事な抗がん剤治療の2回目の日なんです

下剤が効いてくれたら点滴も受けやすいと思いつつ朝食を

午前7時30分に二女の車で家族と病院へ行きました

外来受付をして早速採血の待合室前で待機  既に20人が待っています

8時20分に部屋が開いて順番通り採血をしました


その後は診察まで長時間の待機となりますので家族は朝食を

診察が回ってきたのは10時半  腫瘍マーカーがやはり悪い

ただ他は大丈夫なので2回目の抗がん剤治療は受けられます


家族とはここでお別れ、私だけが点滴室で治療を受けます

この部屋は結構大きくて20人ぐらいがベットやリクライニング椅子で

各々の病気にあった点滴を受けていました 抗がん剤も種類があるので

皆が同じとは限らないのでしょうが、水を飲んでいる人は同じかな?

カメラで撮るのは流石に気が引けるのでブレていますが点滴室です

抗がん剤の点滴は一回目と同じ順序です

ただ今回は点滴中に水を1500ml飲むように言われました

持ってこなかったので外に一旦出て自販機で買って帰りました



テルモ生食500mlをメインのラインにサイドからグラニセトロン1mlと

デキサート9.9mlの混合液と生理食塩液50mlを15分で入れます 

サイドを入れ替えてゲムシタビン1583.1mlと大塚糖液100mlを30分で投入します  

メインのテルモ生食500mlはなくなれば交換して最後まで継続します  

ゲムシタビンを入れるとやはり痛くなったりしましたが収まりました 

 トイレの回数が凄いです  

3時間の間に7回行きましたね 毎回大量に出ました 

 いよいよサイドからシスプラチン39.6mlの投入、1時間かけて入れます


点滴を始めた頃から本格的に雨と風がキツくなり部屋に居ても音が凄い

テレビでは神戸市に再上陸したと言ってましたがついに病院内で停電が起きました

直ぐに非常用発電機が作動しましたが部屋は暗めになり不穏なムード

点滴を受けている人には小型のテレビが一つずつ付いていて放送が見られます

停電まではニュースを見ながらゆっくりしていたんですがそれも切れました

あと2時間、こういう状態で点滴を受けるのも滅多に無いことでしょうね


シスプラチンが終わると生理食塩液50mlを15分で入れソルデム輸液500mlを1時間  

周りを見渡すと私一人、やっと終わりました

体重を計って、点滴が3kg水が1,5kgなのでトイレで出した分を引いて増えた量が

2kgぐらいならそのまま帰れるが体内に抗がん剤を流せず留まっている場合は

注射をするのです、私はギリギリセーフでした


  

部屋の外に出ると1階待合室に大勢の人が台風の回復を待っていました

公共交通が動いてない、タクシーもない、自宅や施設からの迎えがないと帰れない

そんな患者さんや付添で混雑している中、電話で二女に連絡したら

幸いにも迎えに来てくれました 有難かったですね

車に乗ると道路は信号が止まっているので徐行気味で車が走っています

あちこちに風で飛ばされた物が散乱していて木も折れていました

雨は止んでいました


家に帰り、昼ごはんは4時頃にゅー麺を作ってもらいました

少し寝てしんどかった一日が終わりました

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かず(一)'s island

尼崎でジャズ喫茶を始め 途中で2階に移り、 ジャズもなくなり 普通の喫茶店になったけれど 40年も続いたのは幸せです