鼻から出ている細い管はテープで一旦身体に留めて、1mほど先の
四角いナイロン袋に肝臓からでた廃液が溜まる仕組みになっています
点滴のチューブも腕に付いているので私はそれらと繋がっています
だから寝ているか、トイレに行くか、座って食事をする以外動きたくない
そんな中で時間つぶしはスマホでニュースや動画や音楽を楽しむ事
まだ手術した訳ではないので呑気なものですがなんとも言えない時間です
一日の内、3回の食事は入院生活の中で大きなイベントでした
出てくる食事はほとんど完食しましたがお腹の痛みはありました
病院の食事は朝も昼も夜もご飯(お米)が主でした
膵臓食のため油物や生ものは出ませんし柔らかい物が中心
何気なく食べていたがこんなにお米を食べたことがなかった
健康な時は、朝はハムや野菜を挟んだサンドに珈琲やジュース
昼はハムエッグやカレーなど好きな物とサラダのまかない食
夜だけはお米が主食で嫁さん手料理の食事でしたからね
朝は6時頃から夜9時頃まで数回、看護師さんの回診がありま
看護師さんは日替わりで当番が代わります
見習いの看護師さんもたくさんいて研修の場でもあります
体温、血圧、体調を聞かれ、時には身体を拭いてくれます
シャワーやお風呂に入れないので温かいタオルは気持ちいいのです
担当の先生も時折様子を見に来てくれて精神的なサポートが嬉しかった
何時もと違った検査(採血に腹部エコーやレントゲン)がアクセントに、
手術に向かってることが現実だという不安な気持ちが重なってきます
寝ていることが多いので手術の事やその後のこと、家族の事や仕事の事など
考えれば切りがないのですが、夜目覚めるとそんなことばかり浮かびます
毎日横になっている時間が多いので背中は痛くなるし歩くのもしんどくなる
動くのもデイルームという休憩所に水を買いに行くぐらいしか歩いてない
こんなんで良いのか?と病室のカーテンの囲いの中で一日が過ぎていきます
かず(一)'s island
尼崎でジャズ喫茶を始め 途中で2階に移り、 ジャズもなくなり 普通の喫茶店になったけれど 40年も続いたのは幸せです
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